試験の勉強を始めたいんだけど、いろいろありすぎてわかりません…
おすすめのテキストはありますか?
確かに、種類も豊富ですよね。
今回は、どんな基準でテキストを選ぶのか、
また、実際生徒さんにおすすめしているテキストをご紹介しますね。
まず前提として、テキストを選ぶときは、自分にあったものを選ぶのが一番です。
テキストそのものの大きさ、文字の大きさ、イラスト…好みがあると思います。
しかし、最近では東京でも大きな書店がなくなり、なかなかテキストを比較して選ぶことが難しくなっていますよね。
私は、毎年、参考書が発売されるタイミングで、大型書店に行き試験対策の参考書を比較するようにしています。
今回は、介護福祉士試験勉強に使用するテキストについて、選び方からおすすめポイントまでご紹介していきます。
テキストの選択については、自分の勉強スタイルに合わせて選んでください。
- 介護福祉士試験対策で最低限そろえたいテキストの種類
- おすすめテキスト
介護福祉士試験で最低そろえたいテキストは2種類
介護福祉士の試験対策として、様々なテキストが発売されています。
過去問題集や、一問一答式、全体を網羅しているものから、ポイントだけ絞ったもの、模擬問題集だったり、書き込み式のものだったり…
いったいどんな種類を買えばいいのか迷ってしまいますよね。
まず、介護福祉士試験対策で、最低そろえたいテキストは2種類です。
「過去問題集」と「参考書」
どんなものか、詳しくお伝えしていきます。
過去問題集
必ず手元に用意したいテキストの1つが「過去問題集」。
過去の問題と解答については、社会福祉試験・振興センターのホームページにも掲載されていますが、解説はありません。
ですので、解説付きの過去問題集は1冊あると効率よく理解を深めることができます。
過去問題を繰り返すことが、最も効率的な勉強になるからです。
過去問題集はその中でも、大きく2つのパターンがあります。
①科目ごとに過去問題をまとめてくれているもの と、
②試験ごとにまとめているもの です。
これについては、自分の勉強パターンで使いやすいものを選んでください。
参考書
もう一つ用意したいテキストの1つが「参考書」。
実務者経験のテキストだけでは、試験対策という面では不足しています。
試験対策として発売されている参考書は過去の試験をもとに深めるべきポイントをまとめてくれています。
試験範囲全体像を把握するという意味で、1冊購入をしてください。
過去問題集の解説を補足すると関連する知識が広がっていきます。
中古品でも大丈夫ですが、制度の改定などもある分野ですので、過去2~3年以内のものにしてください。
それでは、実際私がおすすめしているテキストをご紹介していきます。
おすすめテキスト
おすすめ「過去問題集」
2023年版介護福祉士完全合格過去&模擬問題集
全5回分の過去問題を、科目ごとにまとめて、選択肢の解説も含め解説を掲載。
左に問題、右に解説という見開きになっているので、答えを見ずに知識の定着を確認したい人にもおすすめ。
問題の頻出度も☆の数で3段階で示してくれています。
1回分の模擬問題つきなので、過去問以外のチャレンジをしたい人は、まとめて掲載されているこのテキストがおすすめ。
2023年版 みんなが欲しかった介護福祉士の過去問題集
科目別に過去約10年の問題から頻出項目を着実に習得できる問題を選び、まとめた一冊。
最新の試験(第34回)については、別冊で全問対応しています。
得意・不得意がわかっていて、特定の科目を集中的に伸ばしたい方にはおすすめですが、最新の試験以外は厳選されているため、試験単位での回答確認は難しくなります。
2023年版 ユーキャンの介護福祉士 過去問3年完全解説
過去3年分の過去問題を、出題順に掲載し、それぞれの選択肢の解説も含めた解答を掲載。
全ての問題に、必ずおさえてきたいポイントをコンパクトにまとめてられているので、知識の整理に役立ちます。
介護福祉士国家試験過去問解説集 2023
過去3年分の過去問題を、出題順に掲載し、選択肢の解説も含めた回答を掲載。
解説では、解答を導く考え方や、なぜこの問題が重要なのかというポイントなども丁寧に説明されています。
おすすめ「参考書」
見て覚える!介護福祉士国試ナビ2023
介護福祉士国家試験の膨大な出題範囲の全体像をつかめるように、科目を単元に整理し直して、効率よく学習できるテキスト。
オールカラーであることと、図表やイラストで一目で見てわかりやすくなっているため、知識の整理や定着に最適です。
過去で出題された設問などもしっかりカバーしてくれているので、深めるべき知識のラインがわかりやすいです。
ただし、試験範囲を整理し直している分、使いこなすには慣れが必要です。
福祉教科書 介護福祉士 完全合格テキスト 2023年版
読むことで、自然と必要な知識を得られるように工夫されたテキスト。
法律の改正も背景も含めて解説してくれているので、ただの暗記になりにくく、理解しやすくなっています。
文字だけではわかりにくい部分は図解で整理してくれていたり、覚えるべき法律は原文からチェックできるようになっているので、バランスがとれたテキストです。
2023年版 みんなが欲しかった! 介護福祉士の教科書
とにかくレイアウトに配慮され、フルカラーで重要ポイントが目に入ってくる工夫がされているテキスト。
法律や難しくなりがちな言葉を、わかりやすく言い換えることで、より理解しやすくなっています。
関連ページを「詳細はp○○参照」と記載してくれているのも、ムダな時間を省くことができ、配慮いっぱいのテキストです。
まとめ
ここでは、介護福祉士試験の勉強に最低限用意したいテキストについてご紹介しました。
範囲が広い試験ですので、効率的にまとめてくれているテキストの力は絶対借りるべきです。
ボリュームもあるテキストですので、自分も勉強スタイルに合わせて、大きさなども選ぶといいですね。
試験まで一緒の時間を過ごすものなので、ぜひ自分にあったテキストを手に取ってみてください。