介護福祉士の過去問は何年分必要?効果的な解き方と復習法
介護福祉士国家試験の勉強を始めるとき、過去問を何年分解けばよいか迷う人は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、まずは直近3年分を解き、理解度に応じて5〜7年分へ広げる方法がおすすめです。
ただし、重要なのは過去問を解いた年数ではありません。
正解した理由を理解し、間違えた問題を繰り返し復習することが大切です。
この記事では、過去問を解く年数の目安と、限られた勉強時間を有効に使う学習方法を紹介します。
介護福祉士の過去問は何年分解けばいい?

過去問を何年分解くべきかについて、すべての受験者に共通する決まりはありません。
当サイトでは、勉強時間や理解度に応じて、次のように段階的に取り組むことを提案しています。
| 過去問の年数 | 問題数 | おすすめの学習方法 |
|---|---|---|
| 3年分 | 375問 | まず取り組む基本の演習 |
| 5年分 | 625問 | 出題内容を幅広く確認する |
| 7年分 | 875問 | さらに多くの問題で知識を定着させる |
※1回125問として計算しています。これは当サイトが提案する学習モデルであり、合格に必要な年数を保証するものではありません。
まずは直近3年分から始める
最初から7年分すべてを解こうとすると、問題数の多さに負担を感じるかもしれません。
まずは直近3年分の375問を解き、出題形式や現在の理解度を確認しましょう。
直近の問題は、比較的新しい出題内容を把握するうえでも役立ちます。
ただし、新しい問題でも出題当時の法令・制度に基づいているため、現在の制度との違いには注意が必要です。
余裕があれば5年分に広げる
直近3年分の問題をある程度理解できたら、さらに2年分を追加してみましょう。
違う年度の問題を解くことで、これまで確認していなかった知識や、苦手な分野が見つかる場合があります。
ここでも、正解した問題を増やすことだけが目的ではありません。
答えを選んだ理由を説明できるかを意識しましょう。
さらに学習できる人は7年分に挑戦する
時間に余裕がある人や、幅広い問題に取り組みたい人は、7年分の過去問にも挑戦できます。
当サイトでは、第32回から第38回までの過去問875問を収録しています。
ただし、古い問題には現在の法律や制度と異なる内容が含まれる場合があります。
問題と正解をそのまま覚えるのではなく、解説や最新の資料で確認しながら学習してください。
介護福祉士の過去問875問に挑戦する過去問は何回繰り返せばいい?
過去問は、一度解いて終わりにするよりも、理解が不十分な問題を繰り返し解くことをおすすめします。
ただし、「必ず3回解く」といった回数にこだわる必要はありません。
すでに理解できている問題と、何度も間違えてしまう問題では、必要な復習回数が異なるからです。
1回目|現在の理解度を確認する
最初は、正解・不正解だけでなく、どの程度理解しているかを確認します。
わからない問題が多くても問題ありません。
この段階では、苦手な科目や知識を見つけることが目的です。
2回目|間違えた問題を中心に解き直す
2回目は、間違えた問題や、正解したけれど理由がわからなかった問題を優先します。
解説を読んで、なぜその選択肢が正しいのか、なぜほかの選択肢が誤りなのかを確認しましょう。
3回目以降|理解が不十分な問題を復習する
繰り返し解いても間違える問題は、知識が十分に身についていない可能性があります。
必要に応じて参考書や資料で学び直し、別の年度の類似問題にも挑戦しましょう。
確実に理解できるようになった問題は復習の頻度を下げ、苦手な問題に時間を使う方法がおすすめです。
正解した問題も復習した方がいい?
はい。正解した問題でも、復習した方がよい場合があります。
例えば、2つの選択肢で迷い、偶然正解した場合です。
正答率だけを見ると「正解できた問題」になりますが、理解が十分とは限りません。
当サイトでは、問題を解いた後の理解度を青・黄・赤の3段階で記録できます。
特に重要なのは、黄色の問題を見逃さないことです。
正解していても理解があいまいな問題は、試験本番で間違える可能性があります。
赤だけでなく、黄色の問題も復習して、少しずつ青の問題を増やしていきましょう。
過去問の効果的な解き方|4つのポイント

1. 最初は試験回別に解く
まずは新しい年度の問題から取り組みましょう。
当サイトでは、第38回をはじめ、試験回別に問題を選んで学習できます。
最初から125問すべてを一度に解く必要はありません。
自分が勉強できる時間に合わせて、少しずつ進めることもできます。
2. 苦手な科目は科目別・テーマ別に復習する
試験回別の演習で苦手な分野が見つかったら、科目別やテーマ別の問題に取り組みます。
例えば、「認知症の理解」が苦手なら、その科目の問題をまとめて解く方法があります。
同じ分野を続けて勉強すると、関連する知識を整理しやすくなります。
3. 選択肢ごとの解説まで確認する
介護福祉士国家試験では、5つの選択肢から正しいものなどを選ぶ問題が出題されます。
正解した選択肢だけを確認するのではなく、ほかの選択肢についても理解することが大切です。
例えば、正解が「2」だった場合も、選択肢1・3・4・5がなぜ誤りなのかを確認しましょう。
選択肢ごとの知識を整理することで、問題の聞き方が変わっても対応しやすくなります。
4. 理解度と学習時間を記録する
過去問を解くときは、問題数だけでなく、理解度や学習時間を記録してみましょう。
当サイトの学習ダッシュボードでは、学習済み問題数や青・黄・赤の理解度、学習時間などを確認できます。
苦手な問題を把握しながら、250時間を目標とした学習計画にも活用できます。
学習ダッシュボードで250時間の進捗を確認する※学習記録は利用中のブラウザに保存されます。保存データの削除などによって、記録が失われる場合があります。
過去問だけで介護福祉士試験に合格できる?
過去問を中心に勉強することは有効ですが、過去問の答えを丸暗記するだけでは不十分です。
介護福祉士国家試験では、介護の知識や技術に加え、社会保障制度、法律、医療的ケアなど、幅広い内容が問われます。
また、出題の仕方が変わると、過去問で見たことのある知識でも正しく判断できない場合があります。
そのため、過去問でわからなかった内容を、参考書や公的資料で補う学習方法をおすすめします。
科目群の得点にも注意する
介護福祉士国家試験の合格判定では、総得点だけでなく、指定された11科目群すべてで得点があることも条件となっています。
そのため、得意な科目だけを勉強する方法はおすすめできません。
なお、第38回からパート合格制度が導入され、受験状況に応じてパート別の合格判定も行われます。
パート合格者の受験免除などを含めた最新の条件は、社会福祉振興・試験センターの公式情報を確認してください。
試験直前は新しい過去問を増やすべき?
試験までの残り時間が少ない場合は、新しい年度の問題を増やすより、これまで間違えた問題を復習する方がよい場合があります。
例えば、過去問を5年分解いていても、黄色や赤の問題が多く残っているなら、まずはそれらを優先して復習しましょう。
反対に、すでに解いた問題の理解度が高く、時間に余裕があるなら、別の年度の問題に挑戦するのもよい方法です。
試験直前には、時間を意識して連続で問題を解く練習も取り入れましょう。
介護福祉士の過去問についてよくある質問
3年分を丁寧に学習することは、試験対策のよい出発点になります。
ただし、3年分解けば必ず合格できるわけではありません。
苦手分野や理解が不十分な内容が残っている場合は、参考書での学習や追加の過去問演習を行いましょう。
理解が不十分な問題が多いなら、まずは3年分の復習を優先することをおすすめします。
一方、3年分を十分理解できている場合は、5年分に広げることで新しい問題に触れられます。
年数や回数だけでなく、理解度を基準に判断しましょう。
古い問題でも、介護の基本的な考え方や知識を確認するために役立つ場合があります。
ただし、介護保険制度や法律などは改正されることがあります。
出題当時の正答が、現在の制度にそのまま当てはまるとは限らないため、注意してください。
社会福祉振興・試験センターの公式サイトでは、過去の試験問題が公開されています。
また、当サイトでは、第32回〜第38回の過去問875問を無料で学習できます。
選択肢ごとの解説、理解度の記録、苦手問題の復習などにも対応しています。
勉強を始める段階から、過去問に取り組むことをおすすめします。
何をどんな角度から問われるのか、最初は解けない問題が多くても、現在の実力や苦手分野を確認できます。
また、どこまで深く勉強する必要があるのかを認識する機会にもなります。
その結果をもとに、基礎知識の学習と過去問演習を組み合わせましょう。
まとめ|年数よりも理解度を大切にしよう
介護福祉士国家試験の過去問は、まず直近3年分から取り組み、余裕があれば5〜7年分へ広げる方法がおすすめです。
ただし、年数を増やすことだけが目的ではありません。
重要なのは、次の3つです。
- 正解した理由と、ほかの選択肢が誤りである理由を理解する
- 迷った問題や間違えた問題を繰り返し復習する
- 科目ごとの苦手を確認し、必要な知識を補う
当サイトでは、過去問875問の演習と学習記録を無料で利用できます。
まずは第38回の過去問から挑戦し、自分の理解度を確認してみましょう。
また、試験までの学習時間を計画したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
※この記事で紹介した3年分・5年分・7年分という年数は、当サイト独自の学習目安です。合格に必要な過去問の年数として公式に定められたものではありません。



